鳥取県の平井伸治知事は2日の定例記者会見で、高校の授業料実質無償化法の成立を受け、子どもを私立中学校に通わせる世帯に、同法で定めた私立高校への就学支援金と同額を県独自で助成する考えを明らかにした。早ければ6月定例県議会で予算を計上する考え。同県によると、私立中学生世帯への助成は全国初、という。
対象は、県内の私立中学校2校の生徒約210人。世帯の所得に応じて月額9900円〜1万9000円を助成する考え。予算規模は約3000万円となる見込み。
平井知事は「義務教育なので平等に教育を受ける権利がある。今の法律では制度的な穴があり、整合性を図りたい」としている。
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